スマートニュースが評価額2100億円の企業となり「ダブルユニコーン」となったことは記憶に新しいです。しかし、ユニコーン企業となるにはどのような条件があるのでしょうか。
今回は、スマニューの分析を行った上で、実際にどのような企業が「ユニコーン企業」として名を連ねているのか分析していこうと思います。
目次
- ユニコーン企業とは時価総額(10億ドル)以上ありながら未上場の企業のこと
- 今回2100億円企業(ダブルユニコーン)となったスマートニュースの特徴
- 今後上場期待の「ユニコーン企業まとめ」
1,ユニコーン企業とは
~ユニコーン企業の条件~
よくニュースなどの解説では「評価額10億ドル以上の未上場の企業」として紹介されるのですが、実はユニコーン企業となるには4つの条件があります。
条件とはズバリ以下の4つ!
- 評価額が10億ドル以上あること
- 未上場であること
- 創業から10年以内であること
- テクノロジー関連企業であること
なんと創業から10年を超えてしまったら、ユニコーンではなくなってしまいます。
たった10年で10億ドルの企業を作るというのは途方も無いことのように感じますが、初代iPadが発売されたのは2010年ですから、スマホやタブレット用のアプリケーションを開発するような企業だとユニコーン企業となっている企業も多そうです。
もちろんガンホーを始めとする多くの企業は上場を果たし「ユニコーン企業」とはなり得ないわけです。一方、今回2500億円企業となったスマートニュースでは未上場なので10億ドル×2で「ダブルユニコーン」呼ばれるわけですね!
ダブルユニコーンがいるならトリプルユニコーンがいてもいいじゃないか!ということで他にどのような呼び方があるのか調査してみました。
ユニコーン企業が大きくなったら、、、
ユニコーン企業が更に大きくなると、そのように呼ばれるのか
どうやらユニコーン企業の評価額がさらに10倍になると、デカコーン、100倍になるとヘクトコーン、そして湖池屋だとスコーンと呼ばれるようです。。。
ヘクトコーンとして現在名を挙げている企業は世界のなかでも1社のみ!
その1社とはTikTok(抖音)を運営するバイトダンス。
JKパワー恐るべしってところでしょうか、最近だとインフルエンサーマーケティングなんて言葉もあるように、企業が広報の場としてSNSを積極的に利用しています。
とくに中国では「Z世代」と呼ばれる若い世代に対して化粧品を販売するような越境EC需要も高まっています。したがって、今後上場なんてことになれば大きく上昇することが期待できるのでは無いでしょうか。
2,ダブルユニコーンとなった「スマニュー」
なんと言っても、今回2100億円企業になったスマートニュース!おめでとうございます。
よくわからないCMだしてるなぁ、、程度の印象しかありませんでした、しかし、調べれば調べるほどその印象は「すごい!」というものに昇華していきました。
スマートニュースの特徴を3点に分けてご紹介していきます
①グローバルに展開
てっきり日本だけでしか展開していないものかと思いきや、、、、
実は世界150カ国に展開しています。特に米国事業については力を入れており、米国版独自の機能を搭載しています。
「News From All Sides」と呼ばれる機能で、「保守派」と「リベラル派」も様々な政治思想を持つ異なる視点からニュースを配信するというものです。先の大統領選挙で浮きぼりになったように、メディア間での政治的思想の違いなどから、報道される内容が大きく異なっており、その溝を解消するための機能では無いかと考えます。
②ユーザーの滞在時間がダントツに長い
そのような方策をとった結果、米国版でのスマートニュース滞在時間はGoogleやApple、BBCなどを様々なアプリを抑え1位となっているのが現状です。
本国ではない土地でここまでのパフォーマンスを出せるとは驚きです。
日本ではLINEの力が非常に強く1位とはなりきれていないものの、上位を占めています。
③普通に使ってみてよかった
そんなに愛される「スマートニュース」試しにDLしてみました。彼らの謳い文句は
ほんとか?役に立つんだろうなと半信半疑でしたが、
はい、いいですね、とてもいい
- まず、配信されているクーポンの割引率が高めでお得
- アプリがサクサク動いて快適
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聞きましたか?もう一度言います。無料でからあげクンがもらえます。
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3、今後上場期待のユニコーン企業まとめ
それでは最後に、今後上場が期待されるユニコーン企業を載せて終わろうと思います。
- 機械学習などの研究と実用化を行う株式会社Preffered Networks(3,560億円)
- Saas型クラウド人事労務ソフトを提供する株式会社SmartHR(1,731億円)
- 半導体システム「KAMIKAZE」を開発する株式会社TRIPLE-1(1,641億円)
- バイオ素材開発のSpiber株式会社(1,330億円)
- 新水素エネルギーの実用化研究を行う株式会社クリーンプラネット(1,298億円)
- 紙やプラスチックの代替になる新素材「LIMEX」を開発する株式会社TBM(1,252億円)
- 仮想通貨取引関連の金融サービスを提供するリキッドグループ株式会社(1,176億円)
- タクシーアプリ「GO」を提供する株式会社Mobility Technologies(1,169億円)
- 電子カルテプラットフォームやCBDCプラットフォームを開発するGVE株式会社(1,117億円)
- 線虫を利用したがん検査「N-NOSE」の研究・開発・販売をする株式会社HIROTSUバイオサイエンス(1,026億円)
今後上場が決まった際には注目ですね
個人的に最後にご紹介した「NNose」について思い入れがあるので、いつか記事化できたらなと思います。
4,まとめ
今回は、
- ユニコーン企業とは
- スマートニュースの分析
- 今後上場期待のユニコーン企業
について解説しました。
スマートニュースは1度利用して見る価値は十分にあると思います。
是非からあげクンを貰う目的でいれてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。